INTERVIEW

インタビュー

志村 太基(インタビュー)江東ブルーシャークス 画像

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志村 太基

努力は裏切らない

入社1年目の昨季を振り返って。
試合に出られるとは思っていなかったので、まず試合に出場できたことがうれしかったです。試合に出て全勝の喜びをグラウンドで感じることができて、感動しました。当初は試合の出場機会がなかったのですが、努力すればいつかは試合に出場できると希望を持って、耐えてやっていました。おそらく、スクラムを買っていただいたのかなと思います。もともとの正ポジションは左プロップだったのですが、試合の出場機会はなく、たまたま右プロップにけが人が出たときに、監督より挑戦してみないかと言われ、それがはまった感じです。右プロップはスクラムで2人(フッカーと左プロップ)を相手にしなければなりません。相手の1番と2番のうち、どちらかが強いというのが必ずあります。スクラムを組んでいるときに早めにそれを感じ取り、弱い方に意識して圧力をかけています。

会社生活はどうですか。
現場事務の仕事をしています。現場がうまく回るようにお金の管理とか、必要なものを購入したり、会議の段取りをしたりと、すべてのことをやらないといけません。気を配ることが大変ですね。最初はすごく体力的にきつくて大変でしたが、ようやく慣れてきました。1人暮らしも始めました。大学まで実家暮らしだったので、今は料理が出てこないことが大変な点です。朝はご飯を炊いて自分でやっていますが、昼と夜は外食です。

心掛けていることは。
仕事の時は100%仕事のことを考え、ラグビーの時は100%ラグビーのことを考えるようにしています。どちらも引きずらないようにということです。仕事が終わって会社を出たら、嫌なことがあっても一切考えないようにしています。残業はけっこうあります。ラグビーのある日は早く帰らせてもらって、その分違う日に仕事をするようにしています。職場の理解がかなりあると思います。応援してくださる方も多く、社員の方々とのつながりを感じています。
成長した点は。
運動量です。走れる量が前よりは増えました。入った当初は、体重が107、8㌔と今より重く、全然走れませんでした。そこで、ご飯も夜は炭水化物を抜くなどして身体を絞りました。今は炭水化物を食べたとしても少なめで、大食いするのは友達とご飯に行くときくらいです。また、仕事にも慣れ、自分からいろいろと取り組むようになりました。精神的に強くなったというのはあると思います。
今季の目標は。
少しでも多く試合に出たいです。プロップということで、やはりスクラムの強さが第一に求められると思います。それを大事にしつつ、運動量も並行して意識しています。最近のプロップはスクラムだけ組めても駄目で、他のプレーも同じくらい求められています。フィールドプレーもおろそかにせず、スクラム以外も頑張ります。
趣味はラーメン店巡りとか。
高校のときくらいからラーメン店巡りを行っていて、特に野菜がすごくのっているラーメンが大好きです。ただし、最近は自身のコンディショニングのことを考えて試合があった日の自分へのご褒美として食べに行く程度で、なるべく行かないように我慢しています。