INTERVIEW

インタビュー

石田 一貴(インタビュー)江東ブルーシャークス 画像

SO

石田 一貴

stay hungry stay foolish

ラグビーを始めたきっかけは。
父がやっていたので、物心がつく前からずっとやっていました。本格的に始めたのはラグビースクールに入った小学3年生からです。正直、最初は嫌で、サッカーも並行してやっていました。ただ、小学校を卒業するタイミングで競技を選ぶとき、サッカーはちょっと物足りないかなと思い、中学からはずっとラグビーをしてきました。ポジションはスタンドオフとセンターです。

ブルーシャークスとの縁は。
トップリーグに行きたいという気持ちはありましたが、ブルーシャークスからお誘いをいただいており、強化をしてこれから上がっていくチームだと言われました。環境的にも新しい設備ができていたり、外国人選手の強化だったりと、周りのチームにも劣らないと感じて入りました。若いチームで、失うものもないですし、向上心があり続けるという点がいいところだと思います。印象的な試合は昨年10月26日の秩父宮での東京ガス戦で、会社の方にたくさん応援に来ていただきました。社員の皆さんと一つになった感じで、その中で勝つことができて良かったです。
今の社業と、ラグビーとの両立は。
建設現場の事務を担当しています。建設現場での業者さんへの支払い等をすべて担うため、びっくりするくらいの金額を扱い、責任ある仕事を任せてもらっています。仕事とラグビーを両立させる上で工夫していることは、時間がどうしても限られるため、通勤の電車等の空いた時間を活用して、ラグビーの動画を見る等時間の使い方については常に考えて行動しています。

3月に海外の試合を経験されましたね。
世界選抜に選ばれ、オーストラリアに3月17日から1週間ほど行っていました。1試合だけでしたが、やはり選手はみんなシンプルに強くて、速いというのが当たり前でした。その中でうまさ、スキルがあります。盗めるものは盗みたいと思っていました。周りがほぼ外国人選手という中で、コミュニケーションをできるだけ取ってプレーするように積極的に取り組みました。外国人選手に対しての壁みたいな感覚は、自分にはあまりありません。シーズン前に、海外のトップレベルのプレーに触れることができたのはすごくプラスに感じています。
海外への意識は。
学生時代に(オーストラリアの強豪クラブである)ブランビーズに数カ月留学したことがあります。そういうのもあり、海外で活躍したいというのは夢ではあります。今は個人的に外国人と常に連絡を取ったりして、徹底的に外国人とコミュニケーションを取るようにしています。英語の勉強にもなりますしね。まだまだ、私の英語力不足で海外から日本に来ている選手に思っていることを伝えられないことがあります。今後は、外国人選手に対してラグビーに関することはもちろん、プライベートも含めて腹を割って話せる仲になりたいと思います。
バックスリーダーとして臨む今季の目標を。
とにかくチームが勝てるように、バックスの中で自分がリーダーシップを持ってやりたいと思います。スタンドオフとしてキックとかパスがありますので、一つ一つのプレーの精度を高めていきたいと思います。