INTERVIEW

インタビュー

安永 賢人(インタビュー)江東ブルーシャークス 画像

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安永 賢人

努力は裏切らない

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キャプテンとして3年目を迎えますね。
キャプテン自体は長崎北高時代にもやっていました。当時のキャプテン像は何事も話さなきゃいけないとか、とにかく自分がしっかりと頑張らないといけないと思っていました。社会人の場合は、周りにスタッフの方々がたくさんいてサポートしていただけます。プレーに集中できる環境が整っていますので、プレーで引っ張っていくことを意識しています。試合以外でも、例えば練習でまじめにやる、手を抜かずにやるという点です。口べたなので言葉はそんなに求められてないと思います(笑)。

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社業との両立は。
本社の経理部にいます。仕事も100パーセントなので、繁忙期でやらなきゃいけない業務をたくさん抱えている場合には、トレーニングのためにいつもより早く朝5時に起きてジムに行くこともあります。決算をまとめる作業がありますので3、6、9、12月の翌月が忙しいです。でも最近は慣れてきてそこまで遅くまで残業はしません。数学が得意とかはありませんが、与えられた仕事はしっかりやろうと意識しています。
社内の応援は力になりますか。
去年、秩父宮での試合には、上司や同じグループの方々にも見に来ていただきました。荏田のグラウンドにも上司やお世話になった方が見に来てくださいます。関係部署のご尽力で、社内のホームページに試合結果を出してもらえるので、ラグビー部の活動について、これまで以上に皆さんに知っていただく機会が増えていると感じます。社内で「勝ってるね」と声を掛けてもらえることもあり、それだけでもうれしいです。

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全勝で終えた昨シーズンは何が良かったと思いますか。
シーズン前にトップリーグのチームと試合をする機会があり、負けはしましたが、高いレベルの相手に手応えというか、これまでやってきたことが通じるなということを感じました。うちのチームカラーはディフェンスで粘ってターンオーバーから得点するパターン。その基となるディフェンス面は全体的に、トップリーグのチームにもそこまでひけを取らなかったと思います。
トップチャレンジリーグに昇格する今季への思いは。
まず、サントリーやパナソニックという日本のトップを走るチームとトップリーグ・カップで試合ができます。フィジカル面で負け、いくらタックルにいってもはじかれたら意味がありません。この冬のオフはいつもより短く、1カ月でした。オフを短くして体を大きくする、心肺機能を上げるトレーニングをしてきましたので、一人一人の個人の力を大事にし、それを基に組織でやっていきたいです。
個人的な目標とファンへのメッセージを。
自分の持ち味はディフェンスと運動量だと思っています。目立たないかもしれませんが、誰よりも動き、誰よりもタックルに入ることにこだわっていきたい。またブレークダウンで相手の球出しを遅くしたり、ジャッカルだったりで流れを変えるプレーができたらいいと思います。選手は一戦一戦全力で戦っていきますので、ぜひグラウンドまで足を運んでいただき、応援賜りますようよろしくお願い致します。