INTERVIEW

インタビュー

浅見 晋吾(インタビュー)江東ブルーシャークス 画像

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浅見 晋吾

積み重ね

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ブルーシャークスに入った経緯は。
元監督の高橋さんが自分と同じ桐蔭学園高校出身で、大学のときに声を掛けていただきました。当時はまだ強くない時でしたが、高橋さんが「3年計画で必ずこのチームを強くする」とおっしゃっていました。外国人選手を取るし、新しいグラウンドもできるしと。そんなわけないだろうと思う面もありましたが、逆にこういうチームって面白いのかなと思い入りました。ただ、ここまで強くなるとは思っていませんでした(笑)。

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入社当時と現在の違いは。
僕も含めて、意識が全然違うと思います。高校、大学とやってきた後、正直そこまで「俺がやる」みたいな感じではありませんでした。僕のきっかけはトップリーグ選手だった高(忠伸)さんがチームに来て「おまえら違うんだぞ」と言われ、メンタル面から鍛えていただいたことです。若い選手全員、意識改革ができたと思います。
高選手の言葉で印象に残っているのは。
最初にみんなで対面のときに、最年長の高さんが「僕はまだまだ成長したいと思っています。だからみなさん一緒に頑張りましょう」とおっしゃいました。「まだ成長したい」という言葉にびっくりしました。そして同時に「自分は恥ずかしいな」とも思いました。その後はよく飲みに連れて行っていただいたりして、変わることができました。また高さんだけではなく、他のベテランの方々にもいろいろと教わりました。

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昨季トップチャレンジ入れ替え戦の中国電力戦が思い出の試合とのこと。
最後に逆転勝利しましたが、自分のせいで負けかけていました。そこから奇跡的なプレーが起き、勝利を呼び込んだと言われています。自分がペナルティーキックで蹴った球がバーに当たってしまいましたが、跳ね返って味方がボールを取り、トライを奪いました。実はその前に僕がインターセプトされてトライを許しました。あまり緊張しないタイプですが、ミスをひきずっていたんでしょうね。まあ入るだろうというキックが、なぜかバーに当たりました。でも跳ね返ってトライにつながり、一気に流れが変わりました。会う人会う人に、「やっぱりあのキックだよ」と言われました。
仕事は。
設計本部の企画管理部の経理担当です。計算があまり得意ではないけどやっています。3月は忙しいですが、そんな時期でも、とにかく気持ちを切らさないことを心掛けています。残業で9時、10時は当たり前になってきますし、練習もあります。きついと妥協してしまいがちですが、ラグビーだけやってればいいということではありません。
バイスキャプテンで臨む今シーズンの抱負とメッセージを。
いつも応援ありがとうございます。皆さまの声援が選手の力になります。トップリーグのチームなど今季は一つ上のランクの相手と戦うことになります。僕は体が大きくないので、サイズアップをしろとチームから言われており、そこにフォーカスしてトレーニングをやってきました。最近は体回りが2~3㌢くらい大きくなりました。とにかくいろんなことをどんどん吸収して、もっとうまくなっていきたいと思います。