INTERVIEW

インタビュー

新本 晃(インタビュー)江東ブルーシャークス 画像

SO

新本 晃

不言実行

在籍年数最長ですが、入部当初との違いは。
グラウンドを含めた環境が変わりました。去年、荏田グラウンドができて、全面のフルグラウンドになりました。それまでは世田谷区深沢の住宅街の中にグラウンドがあり、そこで10年くらいやっていました。まさかフルグラウンドができるとは思っていませんでした。また、同期が3人いましたが、去年引退という形で辞めてしまったのはちょっと寂しかったですね。

昨シーズンを振り返って。
昨季は1試合も出場できませんでした。これは初めてのことです。僕のポジションのスタンドオフで、浅見(晋吾)がすごくいいプレーをしていました。自分が試合に出られなかったのはつらかったですけど、それだけお互いのレベルも上がっていると思いますので、良かったと思います。また何より、チームが勝ってくれたのが良かったです。
仕事は。
営業に約4年従事しています。今のスタイルはラグビーも100%、仕事も100%やるということですが、メインはやはり仕事に重きを置いています。ラグビーがあるから誰かに仕事を任せるというわけにはいきません。練習日で会社に残れないときは次の日の朝、始発電車に乗ったりして誰よりも早く会社に行って、できるだけラグビーに影響が出ないように調整しています。

両立してのやりがいは。
営業なので仕事を受注できたときはうれしいですね。当たり前ですが、仕事もラグビー同様、一人ではできません。いろいろな部署のサポートがあってこそで、ラグビーのチームプレーに似ていることが多いと言えます。営業で仕事を引っ張っていき、ゴールに向けて仕切っていかなきゃいけないことがあります。ラグビーではスタンドオフなので、プレーの選択を任されている部分があります。そこは仕事とつながっていますし、これからも伸ばしていかないといけないと思っています。会社の理解があってこそ、仕事をしながらラグビーもできるのでありがたいです。会社で応援してくださる方々がいらっしゃるのもうれしいです。
今季への意気込みを。
チームを盛り上げていきたいです。私の入部当時、まさかトップリーグを目標として置けるレベルまで近づくとは思っていませんでした。まさかここまでくるとは、という思いです。また、若い選手がけっこう入ってきましたので教育面を含め、チームのためにできること、見本となることをやっていきたいと思います。仕事とラグビーの両立に関して、入社3年目くらいまで慣れるには大変だと思います。学生時代に比べて寝る時間が削られると思いますし、若手選手が困ったら常にサポートできるようにしていきたいと思います。
趣味は。
ゴルフです。私のベストスコアは87。曲がってばかりですが面白いです。ゴルフで打つのは止まっているボールですが、その点でラグビーのプレースキックに似ていると思います。ゴルフでもラグビーのキックでも、頭が上がってしまうヘッドアップをしては駄目です。またゴルフのスイング同様、プレースキックも体が開いたら思ったところに飛ばないので、どちらも常にボールをしっかりミートすることを意識しています。