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ヤローズタラナキブルズ研修レポート Vol.4 (宮本誉久)

KiaOra(キオラ)!アモンです。

タラナキ組の研修もいよいよ熱を帯びてまいりました!
今週は「タラナキウェザー」(タラナキ地方特有の、急に激しい雨や強風に見舞われる荒れやすい天気)の洗礼を受けつつも、それに負けじと選手たちはラグビーの技術向上、現地カルチャーの体感、そして感動的な「歴史的瞬間」まで、盛りだくさんな1週間となりました!
その熱い活動の模様を、アモン目線でお届けします!それではイキマショウ!

■ 週のスタートとなる月曜日ですが、チームは初日からしっかりとハードトレーニングを実施!ライブでのスクラム練習では、田森選手と伊藤選手がスーパーラグビーの選手たちを相手にがっちりと組み合いました。回数こそ少ないものの、非常に質の高い密度の濃い練習ができています。練習後にはヘイデンDFコーチから個人練習の指導を受ける一幕も!選手たちは1分1秒も無駄にせず、すべてを吸収しようと貪欲に取り組んでいます。 

■火曜日と木曜日の夜は、松尾選手とともに「タラナキ・マオリ」の練習に参加。練習前には、ニュージーランド伝統の「ハカ(Haka)」の練習も一緒にさせていただきました。セッションを通じて、マオリ文化の根底にある「インクルーシブ(多様な文化を受け入れ、みんな仲間として大切にすること)」、「リスペクト(敬意)」、そして「チャレンジ(挑戦・試練)」の精神を教わりました。違いを持つ相手を大切な存在として尊重し、深く結びつくという精神は、AI時代に生きる私たちが大切にすべきメッセージではないでしょうか。さらに胸が熱くなったのは、マオリのコーチの中にNEC時代に共に戦った、ブライス・ロビンス(バンジー)の姿があったこと。最高の再会と刺激を受け、特別な夜となりました。 

■ 水曜日の激しい練習の後はBBQタイム。オフショットもガンガン撮影していきます

■ 木曜日は明日の試合に向けた最終調整「キャプテンズラン」。雨が降るあいにくのコンディションでしたが、明日の試合に7番で先発予定のロフティ選手が、相手がいない状況においても常に低い姿勢を保ち、ボールがこぼれればすかさず泥臭くセービング。常に隙のないプレーを続けているのがとても印象的でした。
練習後、彼に話を聞くと、『NZのトップ選手も同じようなことをやっている。マニュアル車を運転するとき、何も考えないでクラッチ操作をするように、試合でも同じように無意識で良いプレーができるよう、普段から常にグッドハビット(良い習慣)を心がけている。』
素晴らしい金言をいただきました。ブルーシャークスの選手にとってもとても勉強になる話では無いでしょうか。

■ 金曜日は、タラナキ・ブルズ v ウェリントン・ライオンズのシーズン前最後の試合。
「Battle at the beach:Kaitake」と題されたこの注目の大一番は、チケットも事前に完売。ビーチ沿いにあるグラウンドには、大勢の観客が詰めかけ熱気に包まれていました。朝から激しい豪雨に見舞われるハードなコンディションとなりました。試合が始まる頃には幸い雨は止んだものの、グラウンドは水を含んだかなりの重馬場となりました。
しかし、そんな悪条件を吹き飛ばすかのように、コンタクトエリアでの攻防は凄まじく激しいものとなりました。試合後には相手チームの梁川選手、松下選手と昨年までブルーシャークスに在籍していたマザー、さらには山村コーチと今野コーチと記念写真。マザーは相変わらず素晴らしいジャッカルとキャリーでブルズの脅威となっていました。

■ 土曜日のこの日は、清水建設江東ブルーシャークスとタラナキ・ブルズにとって記念すべき「歴史的な一日」となりました。田森選手がタラナキ・デベロプメントチームの試合(vs Whanganui Heartland)に40分間出場。相手のパワフルなプレーに対し、田森選手は終始アグレッシブ&積極的なプレーで貢献。タラナキのコーチ陣や選手たちから絶大な信頼とリスペクトを勝ち取りました。
結果は 12 – 45 で悔しくも敗戦となりましたが、清水の選手がタラナキの試合のグラウンドに立ったこの一歩は非常に大きな快挙です。
夜は頑張った選手たちと一緒に巨大なステーキをガッツリ喰らいました!「負けた悔しさは肉で噛みしめ、ビールで流し込む」これがラガーマンの正しい土曜の夜の過ごし方です。

残りの期間もニュージーランド流の熱量と文化をしっかり学びます。
引き続き、みなさまの温かいご声援をよろしくお願いいたします。

Ka Kite(またね)