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USAペルピニャンラグビー研修レポート Vol.4

Bonjour Ça va?Je vais bien!

レポート第4段を担当する野村三四郎です。
ペルピニャン研修も3週目となり、半分が経過いたしました。
3週目ともなると、だんだん日本食が恋しくなってきています。
金築選手のレポートにもあった通り、私は現在松土選手と大﨑選手、3人の家の料理担当を任されております。
フランスのスーパーには日本で売られているような調味料(みりん、酒など)がないので、なかなか日本食を作ることが難しいですが、白ワインで代用できることをチャットGPTから教えてもらい、今週の夜ご飯には日本食2品(しょうが焼き定食、親子丼)を作ることができました。
完璧ではないですが松土選手、大﨑選手にもすごく喜んでいただきました。
このように今回の研修では自炊力もかなり向上できております。

今週はチーム練習がオフだったのでフリーな時間を使って自主トレーニングと観光地巡りをしてきました。
自主トレーニングではグラウンドが水曜日までしか使えなかったので、近くの海まで行き砂浜トレーニングなど、工夫してトレーニングを行いました。

観光地巡りでは大男5人が車でパンパンになりながらも行ける範囲を巡ってまいりました。
どこの地も日本とは違った景色、雰囲気で、初ヨーロッパの私からしたら学生の頃の修学旅行のようにウキウキ、ワクワク、しながら観光地巡りをすることができました。
どの観光地もとても素敵な場所でしたが、
今回行った観光地の中で私が1番良かった観光地を皆様にご紹介します。

〈コリウール〉
コリウールはフランス南部にある小さな港町です。USAPの選手にも海がとても綺麗だから行ったほうがいいよとおすすめしてもらいました。
行ってみれば地中海の透き通った海、赤い瓦屋根を使ったカラフルな街並みが相まって、絵に描いたような街景色となっています。
街の至る所に額縁の写真スポットがあり、それ越しに写真を撮れば本当に額縁に飾った絵のような写真が撮れます。
それぐらいこの街は芸術の街となっていて、何人かの画家もコリウールに訪れて作品を残しているようです。
海岸沿いにはご飯屋さんが並んでおり、海を眺めながら家族でランチをしていたり、お昼からお酒を飲む人たちがいたり、とても優雅な時間が流れていました。
オシャレな雑貨屋やお土産屋もたくさんあるのでとても満喫できます。
フランスへ行く機会があればぜひ訪れてみてください。

ペルピニャン研修も半分が過ぎて、ラグビーのことはもちろん、ラグビー以外のこともたくさん学ばせてもらっています。今週はフリーな時間が多かったため、いろんなお店に行く機会がありましたが、日本語はもちろん伝わらないため、カタコトの英語と英語が伝わらない時は翻訳アプリをうまく使い、オーダーをしたり、質問をしたりしました。
それでもうまく伝わらない時もあるのでジェスチャーを使ったり、リアクションをうまく取ったりと普段私が苦手とするようなことが自然と出ていました。
そしてどんなお店でも入る時には「Bonjour」、出る時には「merci」と”笑顔”で挨拶するだけで、相手も笑顔で返してくれてカタコトでもなんとなくコミュニケーションがとれ、気持ち良い気分になれました。
まさに-この世界の共通言語は英語じゃなくて笑顔だと思う(高橋優さんの名曲より)。
だなと感じました。

研修も来週から後半となり、練習強度も上がってきます。
まだまだたくさん吸収できることがあるので残りの時間も余すところなく学び続け、
皆様に少しでも成長した姿をお見せできるよう頑張ります。

来週のレポート担当は大﨑選手です。
研修も後半で更に内容の濃いレポートが待っていると思いますので、お楽しみに!

Merci! (笑顔で)